2017年05月25日(木)
名人長二
新宿紀伊国屋ホール
芝居噺「名人長二」を観た。
原作は三遊亭圓朝作『名人長二』
ヨーロッパの古い物語を元に作られた落語。
その噺をお芝居にして見せてくれた舞台。
企画、脚本、演出、主演は豊原功補さん。
とてもとても素敵でした。
紀伊国屋ホールにいるのに別世界。
舞台の世界に時代に連れていってもらえた。
言葉、その時代をまとう登場人物。
ほんのりとした舞台上の灯りも着物も三味線の音も。
一本の光のように思いが通っていて、
伝わってくるものに胸打たれた。
豊原さんが演じられた長二。生き方、仕事への姿勢にも心打たれました。
ふだん落語を聞くと、そこで語られる噺から、
景色や部屋の間取り、人物が浮かんでくる。
今回の芝居噺は、それがそのまま目の前で、
お芝居として観られる。なんとも贅沢な時間だった。
また観たい。
劇団「ふくふくや」岩田和浩さんの生のお芝居を、
7ヶ月振りに観れたのもと〜っても幸せでした。
Posted by tomoko at 19時56分