2008年09月25日(木)
「東京弁」と「標準語」
先日、タクシーに乗った。
私はタクシーに乗ると、運転手さんに話しかけるようにしてる。
短い時間ながらも、「一期一会」・・・かな?(笑)
東京のタクシー運転手さんは、みなさん標準語で話してくれますが、
その中には、地方から東京に出てきて、運転手をしておられる方も多い。
会話のイントネーションで、根っからの東京人とは違うな〜と
分かることがある。
その日、話した運転手さん。
会話はいつものように標準語で話してくれる。
でも・・・何かが違うのです。
どのように違うのか。
「通常」使われている標準語に比べて、『綺麗ではない』・・・感じ。
この『綺麗』というのは、標準語を勉強し、意識して話している感じではないということです。
例えば、関西、中部、東北などから東京に出てきて働いている人は、
まず、これまで使っていた「方言を直す」ということからスタートします。
(関西人は、私のように直さない人もいますが。)
そう、標準語をマスターするといった感じに。
でもこの運転手さん、マスターした感じではなく、当たり前のように、
根っからの『東京弁』のように聞こえた。
そこで改めてお聞きした。
あ 「運転手さんは、もとはどちらの方ですか?」
う 「私ですか、私はずっと東京ですよ。東京生まれの東京育ち。
ず〜〜〜っと昔から、家系は東京もんです。なんで?」
あ 「いえいえ、言葉のアクセントから、ずっと東京で育って来られた方やろな〜と思ったので。」
う 「やはり違うもんかなー?」
あ 「はい。変に綺麗ではないのです。どこか関西弁と近い歯切れよさと、泥臭さがあるのです。
洗練されてないというか・・・(笑)」
う 「なるほどね〜〜〜〜お客さんはどちらから?」
あ 「はい、青森です! な訳ないやん!!どう考えても!!おっちゃん頼むわ・・・(涙)」
う 「関西の人やね。」
あ 「いえ、『神戸の人』です。」
う 「えっ、神戸って関西と違うのかいね?」
あ 「これを話せば長くなる・・・・・」
てな具合の会話をした。
『東京弁』と『標準語』の違い。
私世代の上の人には、特に違いがでてると思うのですが・・・。
東京にて、変に綺麗な感じ(無機質な感じ)で標準語を話している人は、地方出身者が多い。
青木リサーチでした。(笑)
Posted by at 14時01分