2009年02月16日(月)
ドキュメンタリー
BS1(BS7ch)で放送中の、「世界のドキュメンタリー」が面白い。
カナダ制作の「シャチ」の話は凄く興味深かった。
フランス制作の「環境ホルモン」の話も切実だった。
http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/090103.html
そして、昨日放送された、アマゾン川を走る「移動法廷船」の話もよかった。
今やBRICsの雄として、発展著しいブラジルを別の角度から垣間見れた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/BRICs
ある牧場主と、投資家との裁判で、
被告側は、30年前に開拓者として、その地で牧場を始める。
ジャングルを切り開き、水牛2頭からこつこつ経営を拡大していき、
今では水牛が300頭になっている。
広げた土地は、その人の土地。口約束の登記なしがこれまでのやり方。
そんなこれまで普通にまかり通っていた田舎的なやり方を知らず、
都会から来た投資家は、投資目的で、アマゾンの未開拓の地を購入。
ある日、牧場主は投資家(原告側)の弁護士から、
ここからここはこの人の土地だから、あんたたちは出て行きなさい!!
と、法的に訴えられる。
牧場主は、「おいおい、いったい何の話や!?ここは昔から俺が開拓してきた土地や!」となる。
投資側は、「じゃー登記簿見せて。あなたの土地だという証拠は?」
牧場主、「そんなもんないがな!これまでの通りで、広がった土地を見ての通りや!!」
経済が発展していくと同時に、政府が今まであやふやにしていた、
このような土地をめぐる問題が、ブラジルだけで、数十件起こっているという。
これからもっと増えるでしょう。
出演していた「女性判事のピニさん」。
いや〜〜〜いいわ。はっきりモノを言う言う。
こんな方に筋道たてて話されたら、「はい、そうします」と素直に言ってしまいそう。
愛情たっぷり。
http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/090215.html
今日から、6日に渡り「シリーズ 金融危機」。
楽しみだ。
明日は、み・ら・い
Posted by at 14時00分