2008年08月21日(木)
予備知識ということで
各国、各競技で熱い戦いを繰り広げてきた、北京オリンピックも終盤。
「平和の祭典」・・・・にも関わらず、
その期間の真っ只中に、他国に軍事介入するという国もある。
紛争が起こる地域。
異文化/文明が衝突しあう境界線。
宗教が対立しあう国境線。
そして、地下に眠るエネルギーの争奪戦。
いきなりが戦争勃発する訳ではなく、
これらの地域に、小さな諍いや虐げ、抑圧が数十年〜数百年かけて
積もり積もった歴史の上、『大国の思惑』で波紋が広がる。
(「独裁者の出現」もある。)
この『大国の思惑』が、本当にクセモノ。
個々の価値観に違いがある、「平和」や「正義」を大儀名分にするわけです。
そんなこんなで、その真逆を知りたくなる性分の私。
「平和の祭典」を見て歓声を送りながら、こんな本も読んでみた。
「白」を深く知ろうと思えば「黒」を知るのが最短な手段?
癒しを求めてパワースポットトラベラーになるより、電気もガスも水道もないところに行く方が、
「今いる環境」がいかに幸せか解る・・・・みたいな感じですかね。
石油を筆頭に展開してきた20世紀のエネルギー戦争。
21世紀は、金属(レアメタル含む)/食物/飲み水戦争の時代と言われている。
天然ウランなど「イエローケーキ」と言われるものも。(いやいや危ない話し)
(このままどんどん発展途上国の人口が爆発的に増え続ければ。)
本に書いてあることを、ストレートに鵜呑みにするほどバカではない。
いくつかの情報を頭の中で整理して、自分なりにシュミレーションするのが面白い。
(私の頭の中を文章にしても面白いのですが、かなり長くなりそうなのでやめておきます。)
私的に怖いな〜〜〜と思うものは、『ウィルス』。
核兵器や自然災害より怖い怖い。恐怖の大王である。
もっと一杯、この手の本が書店に並んでいても良いのにと思いますが、少ないですね。
「知ること」は大切だと思う。
怖い怖い「ウィルス」より、もっと怖いモノ。
それは、『 無 知 』であること。
ではでは、無知がなぜ怖いのか?
なにか起こり、予備知識がないと『パニック』を起こすこと。
これは、人に迷惑をかけます。
(神戸の震災時に経験済み)
「大地震が起こったら起こった時のことや〜〜〜」
「最強ウィルスが日本に上陸して来たらして来た時のことや〜〜〜」
こんなことをシャーシャーと言ってる人こそ、コトが起きると知識がないから、
真っ先に「パニック」を起こしてしまうのでは・・・・・
知っていることが必要なもの。
知らずにいた方が、いいことも・・・世の中にはありますね。
Posted by at 18時04分