2008年08月18日(月)
感謝の気持ち
前回のアテネオリンピックに比べて、イマイチ、盛り上がり感が少ないように思える
北京オリンピック。
その違いは、前半戦の「メダルの数」なのかな???
アテネオリンピック前半戦は、連日、「ゴールドラッシュ」に沸いた。
私個人、アテネオリンピック以前のオリンピックにはほとんど関心が無かった。
唯一興味があったのは、『柔道』、特に谷選手(柔ちゃん)と、
女子マラソン高橋尚子選手(Qちゃん)の二名くらいかな?
しかし2004年は、女子バレーにはまり、その結果オリンピックにも興味をもった。
そして、2004年の夏は、色々と思い出深い夏になった。
今年、2008年の夏。
柔道男子66kg級「内柴正人選手」 女子63kg級「谷本歩実選手」
女子70kg級「上野雅恵選手」
競泳男子100m/200m平泳ぎ「北島康介選手」
そして、レスリング女子55kg級「吉田沙保里選手」
思い入れの強い選手が金メダルと獲得した瞬間、『ガッツポーズ!!』
「よっしゃ〜〜〜〜!!」です。
皆さんもそうですよね!?「よっしゃ〜〜〜!!」
心境の変化?ある種の気付き?をさせてくれた選手がいる。
レスリング女子48kg級「伊調千春選手」だ。(アテネオリンピック同様『銀メダリスト』)
今大会は結果、姉妹(伊調 馨 レスリング女子63kg級金メダリスト )揃って、
二大会連続出場の連続メダリストになった訳ですが、
この北京オリンピックは、絶対に姉妹揃って金メダルを取ろうと固く誓っていたにも関わらず、
姉の千春さんが、惜しくも銀メダル獲得となってしまった。
言葉にならない位、ショックだったと思います。
オリンピックのメダルの色。
『金』『銀』『銅』
この3色で、負けてもらえるのは『銀メダル』。
だから選手も『銀メダル』をもらっても嬉しくないと言ってるのを聞いたことがある。
がっ!しかし!!です。
表彰台に立った「伊調千春選手」は、満面の笑み!!!!!!
これまで、『ガッツポーズ』しか選手に対して行っていなかったように思える青木。
(本当にお恥ずかしい話です)
この「伊調千春選手」の笑顔を見て
『拍手喝采』 を無意識にしていたのです。
(柔道女子78kg超級の『塚田真希選手』も同じく!!)
テレビに向かって一人で、
「素晴らしい〜〜〜!!おめでと〜〜〜〜!!」です。
これまでも、特に外国の選手に多いと思うのですが、銅メダルをもらって
何度も首に掛かったメダルを嬉しそうに見ている選手いるじゃないですか。
そういう選手、本当に大好き!!
金メダリストは最高。それ以外、言いようが無い。
ただ、『銀メダリスト』&『銅メダリスト』。
様々な心境が交差する。
勝負に負けても、最後は爽やかに笑っていられる選手。
そこに『感動』を頂いた!!!!!!
完全燃焼。
本当に難しいことだと思います。
健康な身体に感謝。
トップアスリートとして、オリンピックに出場できることに感謝。
自分一人が出した結果でなく、支えてくれた家族やスタッフ、応援してくれた人たちに感謝。
メダルを取ることに集中できる環境に感謝。
(政治的経済的に不安定な地域はそれどころではない。)
その結果を「笑顔でお返し」する。
だからこそ、また次も応援しよう、してあげたいと思えるのでは・・・
今大会も銅メダルを獲得した、レスリング女子72kg級の「浜口京子選手」。
表彰式のシーンは見れてませんが、彼女はきっと満面の笑顔だったに違いない。
だからこそ、次の大会に出場した時、応援してあげたいと思える。
コトの終わりは笑顔でありたい
オリンピックの表彰式をみながら、漠然とそう思う青木なり。
(って長い文章!!(汗)
Posted by at 14時27分