2009年02月07日(土)
奇妙な間違い電話
間違い電話つながりの話で思い出したことがあります。
以前、このブログでも書いたかも?しれませんが、
もう一度書いてみます。
これは『マジ』の話です。
それは、私がまだ20代だっ頃の話。
まだ自宅の固定電話から電話をしていた時代。
アドレス帳をめくり、電話番号を一桁一桁、指先で確認しながら電話をする。
そんなある夜・・・深夜、私から友人に電話をかけた時の出来事。
「ピポパーパピピプ」 ♪トゥルル〜〜〜トゥルル〜〜〜♪
女性 「もしもし。」
青木 「あっ、今晩は。ごめんね深夜に。寝てた?」
女性 「いや、まだ起きてたよ。」
青木 「この間の話しやけど、(あーでこーでこんな感じで)」
女性 「・・・・・・・・・」
青木 「もしもし、聞こえてる?」
女性 「ええ、聞こえてるよ・・・・・」(どこか不安げ。)
青木 「・・・○○ちゃんやんな?」
女性 「はっ、はい、そうですが。」(何だか声が引いてる感)
青木 「・・・○○○○ちゃんやんね?」(フルネーム)
女性 「ええ。そうですよ。」(微妙な感じ)
青木 「あれっ!?○○で働いてる○○○○ちゃんやんね?」(こちらも不安になる)
女性 「いえ、勤め先はそこではないですよ!」
ギクッ!!
青木 「えっ!?電話番号は、○○○−○○○○ですよね!?」
女性 「ええ、そうですが・・・」(驚いてるのか不安なのか)
同姓同名で、電話番号まで同じ。
声まで似ている。
がっ、向こうから伝わってくる雰囲気が微妙に違う。
柔らかい・・・女性らしい感じがする。
青木 「名前も電話番号も同じなのですが・・・
確かに伝わってくる感じがいつもと違うのですよね・・・
間違い電話してしまったと思います。」
女性 「あっ、はい。そうだと思います。」(少し、ほっとした様子。)
青木 「深夜に失礼致しました。」
女性 「あっ、いえいえ。」(少し笑ったような声になる。)
ツーツーツー
このような会話がなされたと思います。
何だか気持ち悪かったので、電話を切って直ぐに同じ番号に掛けなおした。
「ピポパーパピピプ」 ♪トゥルル〜〜〜トゥルル〜〜〜♪
女性 「はい、もしもし。」(明らかに声の雰囲気・・・強さが違う)
青木 「さっき、同じ番号に電話したら、あんたと同姓同名の人が出て、
声まで何か似てたわ!」
女性 「なにやそれ!深夜に気色の悪いこといいなや!」
(そうそう、こんな乱暴な言い方しない人だった。)
青木 「悪戯か思ったけど、そんな風でもなかったし・・・・・」
女性 「あんなー深夜にそんな暇ちゃうで!こっちは。それにしても不思議やなー。」
青木 「そやろ!」
これは、きっと私が電話番号のどこかの数字を押し間違えて、
違うところにかかってしまったのだと思いますが・・・
それにしても、先方の女性に電話番号・・・確認したよな〜〜〜・・・。
とにかく不思議な出来事だった。
変な気持ちの悪さはなかったものの。
今、映画的に考えると、
私がその時、数年先の『未来』に電話をかけていて、
その時代の、その電話番号の持ち主に電話が繋がったのかも???
しかも同姓同名の女性に。
まさに『デジャブ〜〜〜〜〜〜〜』
『イルマーレ〜〜〜〜〜〜〜〜』
きっとこういうことは、時として起こるのです。
そう思う方が、夢があって何だか楽しい。
明日は、み・ら・い。
Posted by at 08時32分